この記事を書いているのは3月になります。3月と言えば公立高校の入試と卒業式のシーズンで、中3生にとっては一番大変で、でも入試が終わるとすごい解放感に浸れるいい季節です。
ただ、来年に受験を控えた中学2年生や中学校生活にも慣れてきた中学1年生、4月から中学校に入学する小学6年生にとっては、ここから気を引き締めていかなければならない時でもあります。春休み、新学年の準備は道具だけでなく勉強面でも始めておきましょう。
そのためにも各学年の最初の単元ぐらいは取り組んでいた方が、新学年をスムーズにスタートすることができ、その後の学校生活にゆとりを持つことができるようになります。
ここでは、中3の1学期に学習する単元の「式の計算」のプリントを準備しています。この単元は、2次方程式、2乗に比例する関数などに結び付く大切な単元です。公式を覚えることも大切ですが、その公式を使いこなせるように練習をしていきましょう。
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式の計算
式の計算が苦手な人はどうしていけばいいのか?
式の計算のプリントをやってみてあまりできなかったと原因は次のことが考えられます。
① 乗法公式をしっかりと覚えていない。
② 同類項を意識していない。
③ 文字式の計算が定着していない。
それぞれについて対策方法を書いていきますので、あまりできなかったという人は参考に読んでください。
乗法公式をしっかりと覚えていない
乗法公式を4つ学習しますが、それぞれをしっかりと使いこなせていない可能性があります。4つのパターンが混ざっている問題を多く解き、問題を見てどの公式を使えばいいのかわかるようになるまで演習をした方がいいでしょう。
乗法公式をしっかりと覚えることで、因数分解もできるようになり、今後学習する2次方程式などにも活用できる力が付きます。学校が休校であったり、ゴールデンウィークに外出自粛をする今、しっかりとできるようになるために、演習問題を多く解いておきましょう!
同類項を意識していない
間違える要因の一つとして、同類項を意識していないことも考えられます。同類項を意識して計算するのかしないのかで、ミスが減ります。
私の思う数学ができる人は、基本的に「楽しよう」「効率的にやりたい」と考えている場合が多いです。なので、同類項を意識して効率的に計算していこうと思えばできるようになってくるのではないでしょうか。
この場合も演習が必要ですので、たくさん演習をして同類項も意識できるようになってください。
文字式の計算が定着していない
そもそもの話になりますが、文字式の計算が定着していないことも考えられます。この場合には、中1、中2のどちらかの単元に戻って確認をしてください。この記事の最後に、リンクを貼っていますので、ぜひそちらからやってみてください。
全てのプリントをやるのは大変だという場合には、テスト対策プリントも作成していますのでそちらからやってみて、80点以上とれなかったら、1つずつプリントをやってみてもいいかもしれないです。
最後に
式の計算については、式の展開と因数分解も大切で、この後の2次方程式にまでその内容は使いますし、さらには高校の最初の数学の内容にもなってきます。すごく大切な単元になりますので、乗法公式をしっかりと使えるようになりましょう。
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練習をしてみて、できなかった場合は関連する単元に戻るのも1つの方法です。関連する単元ができるようになってから再チャレンジしてもいいです。できるという人は、平方根に進んでもいいでしょう。
他の単元のプリントも準備してありますので、時間があれば取り組んでみてください。
【1年】
・正の数・負の数 ・文字と式 ・1次方程式 ・比例と反比例 ・平面図形 ・空間図形 ・資料の整理
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