新型コロナウィルスの影響で学校も休校になり、学校の宿題もたくさん出されたことでしょう。ただもう終わったとか、もしかすると宿題すら出ていないという人もいるかもしれません。そこで、今回から数回にわたり数学のプリントを作成して、公開していきますので、何もやることがないという人は復習に使ってくださいね。
今回は中学校1年生の内容の「1次方程式」です。正の数・負の数、文字式の計算がしっかりとできるようになっていなければ、やり方がわかっていてもミスが多くなったりできなかったりする単元になります。
1次方程式をやってみて、ミスが多い場合には前に戻って計算の復讐をしっかりとしてください。それからでも十分大丈夫です。
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1次方程式のプリント
1次方程式が苦手な場合の注意点
これまで学校や塾で、1次方程式が苦手だという人を見てきました。苦手な人の傾向ですが、次のパターンが多かったです。
① 計算過程を省略する。
② 移項の仕方を理解していない。(ごちゃごちゃになっている)
③ 符号のミスが多い。
③については演習量が足りていないことが考えられますので、ワークや問題集などを利用して、符号に気をつけながら解いてください。
①については、途中の計算過程を省略するとちょっとカッコよく見えます。そんな理由で省略することはないでしょうが、ほとんどの人が「計算が速くなるかと思って」と答えます。計算を省略してもたいしてスピードは速くなりません。むしろ、暗算でやると遅くなったりミスが出たりします。
慣れない時には、計算過程は書くようにしてください。その方が正確に方程式を解くことができますし、時間もあまり変わらないはずです。演習を多くしていく中で、省略してもいいところなどがわかるようになってきます。数学ができる人ほど計算過程を省略していません。
②についても演習不足が関係しています。教科書や参考書を見ながら、移項の仕方に気を付けて解いていきましょう。特にax=bでaの値が分数の時に間違いが多くなりますので、どうやればいいのか(逆数を両辺にかければいいのですが)しっかりと確認しながら定着させていきましょう!
最後に
1次方程式をやってみてどうだったでしょうか?正の数・負の数、文字式の計算がしっかりとできて、移項も符号に気を付けてできるようになれば大丈夫です。練習をしてできるようになりましょう。
1次方程式が得意になることを願っています。
また、他の単元のプリントしたい場合には、単元名をクリックしてください。
【1年】
・正の数・負の数 ・文字と式 ・1次方程式 ・比例と反比例 ・平面図形 ・空間図形 ・資料の整理
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