学校の2学期も始まり,夏休み明けの実力テストもあったかと思います。自分が目標とする点数が取れた人,全然足りなかった人とそれぞれの結果が出たことでしょう。
結果がどうであれ大切なのは,自分ができたこと,できなかったことをしっかりと把握し,できなかったことを克服していくことです。それは国語や数学など教科で考えていくことも大切ですが,各教科の中で,どの単元ができなかったのかをしっかりと把握し,克服していくようにしましょう!
そこで,今回は「図形」の中で「証明」に焦点を当ててプリントを作成しました。模試や入試ではあまり多く出題されることはありませんが,苦手としている人は多い問題になります。一方で,配点も高く,部分点ももらえる問題になりますので,空欄のままにしておくことは非常にもったいない問題になります。
そして,高校への数学なども考えていくと,証明ができるということは基本的なことになりますので,中学校のうちから証明ができるようになっておいた方がいいです。
証明の問題プリント
証明の問題は「図形の性質(中学2年内容)」「相似(中学3年内容)」「円(中学3年内容)」で作成しています。自分が学習している内容から始めてください。毎日1枚ずつ取り組むと1か月ぐらいになるかと思います。
毎日しっかりと解くことで,1か月後には本当に証明ができるようになっているはずです。苦手で最初は嫌かもしれませんが,頑張って取り組んでください。
① 図形の性質の証明(問題)(解答と解説)
② 相似な図形の証明(問題)(解答と解説)
③ 円の証明(問題)(解答と解説)
時間は5分から10分でやりましょう。また,採点する際には
① 仮定が書かれているか?
② 合同条件,相似条件が書かれているか?
③ 記号は対応付けて書かれているか?
の①~③を意識して採点してください。
証明が苦手な人は
証明を解いてみてどうだったでしょうか?最初はやり方もわからずにどうしたらいいのかわからないと思います。その場合は,問題の図形を見て図形に書き込みながら解説の証明を写すことから始めてください。ポイントは「図形を見て図形に書き込みながら」という部分です。
図に書き込みながら証明を写していくことで,証明の考え方と書き方がわかるようになります。そして,もう一度証明を解いてみてください。最初はできないかもしれませんが,何度か繰り返していくうちにできるようになります。
はじめは大変ですが,徐々にできるようになるのが実感できるようになりますのでやっていきましょう!
最後に
証明を苦手としている人は多く,模試やテストでも空欄にする人が多いです。ただ,証明は部分点などももらえる可能性がありますので,できるだけ書くようにして欲しいです。
そのためにも最初は大変ですが,毎日コツコツ問題を解くようにしてくださいね。
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