例年よりも短い夏休みも終わりを迎えようとしています。もしかすると、もう2学期が始まっている地域もあるかと思います。
中学生の夏休み明けには多くの学校で実力テストが控えているでしょう。私が学校で働いている時もどの学校でも夏休み明けには実力テストを実施していました。夏休みの課題が範囲になっている教科もあれば、実力で範囲もこれまで学習した内容と広い学校もあるかと思います。
1月から3月にかけて高校入試も通常通り実施される見通しです。東京などでは範囲を狭くするという話も出ているようですが,ほとんどの地域では通常通りだと思いますし,そのつもりで各教科とも準備をしていた方がいいでしょう。
そこで,今回は多くの市町村の公立中学校で実施される夏休み明けの実力テストの予想問題を作成しました。対象は中学校2年生です。(※中1皆さんはしばらくお待ちください。必ず作成してアップしますので)前回と同様,鹿児島県の高校入試を意識して作成していますので,主題形式や問題数などにも違いはあるかもしれませんが,自分のやるべき課題を把握するためにも1回解いてみてくださいね。
テスト問題
中2夏休み明けの実力テストの予想問題になります。
① 実力テスト(夏休み明け) (問題) (解答用紙) (解答と解説)
注意点
時間は50分で解いてください。終わらなかった場合には,一旦終了し,その後解けなかった問題や時間が足りずにできなかった問題を解いてください。
今回の実力テストの範囲は,
小学校内容~中1は全て,中2:式の計算,連立方程式
です。
100点満点です。配点は「解答と解説」に書いていますので,採点をしながら確認してください。
目標点数を決める
実力テストを解く前に必ず目標点数を決めてください。目標を決めずにテストを解いても,ただ点数がどうだったというだけで,今後何を勉強していけばいいのか計画を立てづらくなります。
自分が行きたい高校の点数を目標にして解いてください。
ただ,中学2年生であまり進学を意識していない,自分が目指す高校がどれぐらいの点数をとればいいかわからないこともあるでしょう。そんな時は,平均点以上を目指してください。40点から50点ぐらいの間が平均になるかと思います。
目標まで届かなった人は
目標点数に達した場合には,応用問題などを解いてさらに実力をつけてください。
ここでは,目標まで到達できなかった人にアドバイスをしたいと思いますので,目標点数をとれた人は,飛ばしてもらってもいいです。
目標に到達できなかった場合
① 計算問題からやり直す
② 苦手な単元を中1からやり直す
上の2つからやっていくべきだと思います。大問1の計算問題を多く取りこぼしている場合には,もう一度計算問題からやりましょう。それが夏休みに最優先で取り組むべきことになります。
苦手な単元からという場合には「計算」「図形」「関数」「資料の整理と確率」の苦手な単元から見直していきましょう!「中学校数学|単元プリント一覧(基礎・基本的な問題)」にも基本的な問題や計算問題もアップしているので,解いてみてくださいね。
また,問題集などにも取り組んでみたいという人もいるでしょう。自分の点数にもよりますが,自分が取り組むことができ,終わらせることができる問題集を選んでやってみてくださいね。
どうしても自分ではできないという場合には,オンラインの家庭教師【e-Live】 映像指導で有名なスタディサプリ中学講座 なども利用してみるのも1つの方法です。
最後に
実力テストを解いてみて目標に到達できなかったから進路変更をするということではありません。夏休みに数学の学習をする中で何をすればいいのか?ヒントになればと思って作成しています。
苦手な単元を克服し,点数が取れる得意な単元を伸ばしていくようにしてください。
夏休みの数学の点数が過去最高の点数になることを願っています。
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