定期テスト対策の1つとして中学1年の「資料の整理」のプリントを作成しました。この単元は、多くの高校入試で出題されています。
一方で、中学1年の3学期に扱われることが多く、それまでの「比例と反比例」、「図形」、「1次方程式」に比べると、サラッと終わってしまうようなイメージを持つかもしれません。
また、3学期にある「学年末テスト」が終わってから扱われ、中学2年生の1学期の期末テストの範囲になることも多いです。しかし、中学2年生の1学期は「文字式」や「連立方程式」、「図形の性質」など重要な単元も多く、出題内容もわずかになってしまうことも多いです。
ただ、多くの高校入試で出題される傾向にありますので、学習内容は抑えておかなければいけない単元にもなります。そこで、今回テスト対策プリントとして作成しましたので、満点が取れるようにしっかりと学習内容を定着させてください。
テスト対策プリント(資料の整理)
① テスト対策プリント(資料の整理)(問題)(解答用紙)(解答と解説)
時間は30分から40分ぐらいで終わる内容になっているかと思います。また、100点満点で、70点以上取ることができれば、この単元の内容は理解できているでしょう!
もしも70点未満だった場合には、教科書を読みなおしたりワークなどを再度解いたりして、再度解いてみてください。
苦手な人は
「資料の整理」が苦手だという人は、
① 「最頻値」「平均値」「中央値」などの用語の意味を覚える。
② それぞれの用語を使い分けることができるようになる。
用語の意味を覚える
この単元では、まずは用語の意味をしっかりと抑えることがポイントになります。「最頻値は何か?」、「平均値を求めなさい。」など出題されることがありますが、意味が分からなければ答えることができませんので、教科書を見ながらでいいので意味を抑えていきましょう。
そして、それぞれの求め方と答え方を理解することです。特に、答え方を意識してください。
例えば、「最頻値のある階級を求めなさい」という問題が出題されたとき、その階級が「20~30」であったら、答えには「25」と階級値を書くこともあります。
そういうところまで理解することで「資料の整理」の単元はできるようになります。
用語を使い分けることができる
用語の意味をしっかりと理解したら、ほぼできるようになっています。ただ、入試や模試では「○○さんの見解は正しいか?平均値や中央値という用語を使って説明しなさい」などそれぞれの用語を組み合わせて答えることが多くあります。
使い分けというか「こんな時には平均値」「こういう場合は中央値」を使って説明するのがいいのだと理解できることが必要な力となります。
これは実際に問題を解きながら、最初は解説を見ながらでいいので理解していくことをお勧めします。問題も作成しますので、その際はリンクを貼りますので挑戦してみてください。
最後に
資料の整理は比較的新しく導入された単元になりますが、私の感覚ではよく使う数学の知識だと思います。プレゼンをするときに必要な力で、理解していないと数字の読み方、捉え方も間違えてしまい、恥ずかしい思いをすることになりますので、大切な単元だと思っています。
専門的な内容は大学で統計などを学ぶといいのですが、その入り口になりますので、今からしっかりと理解してください。
この単元が得意になることを願っています。
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