10月に入り、これから高校受験に向けてラストスパートです。自分の苦手な分野をしっかりとできるようになることがこれから大切なことです。
数学が苦手であんまり点数がとれないという人もしっかりと小問対策をすることで、点数がとれるようになりますので、数学を諦めることなく頑張っていきましょう!
今回は多くの都道府県で出題される可能性のある文字式の小問対策プリントを作成しました。等式や不等式などまで範囲としていますので、なかなかできないという人は何度か解いてみてコツをつかんでください。
また今回は文字式の計算ではありません。文字を使って数量を表す問題になりますので、文字式の計算をしたいという人は「中学校数学|単元プリント一覧(基礎・基本的な問題)」にアクセスしてください。その中に文字式の計算などの問題もアップしていますので、解いてください。
入試対策プリント(文字を使って数量を表す)
入試対策プリント(文字を使って数量を表す)1日目(問題)(解答と解説)
入試対策プリント(文字を使って数量を表す)2日目(問題)(解答と解説)
入試対策プリント(文字を使って数量を表す)3日目(問題)(解答と解説)
入試対策プリント(文字を使って数量を表す)4日目(問題)(解答と解説)
文字を使って数量を表すことが苦手な人は
文字を使って数量を表したり等式や不等式をつくるのが苦手という人は
① 具体的な数で考える。 ② 等式や不等式は文章を読みながらそのまま式をつくる。
①と②のことを考えながら問題を解くようにしましょう。特に、①と②を意識することで問題を解けるようになるはずです。練習問題をただするだけでなく、しっかりと解き方を覚えていきましょう。
具体的な数で考える
式をつくるときにどうしてもできない場合もあるかもしれませんが、そんな時こそ問題を簡単に考え、具体的な数を当てはめるようにしましょう。
例えば次のような問題が出題されたとします。
1個x㎏の品物3個と1個y㎏の品物2個の合計の重さは、20㎏以上である。この数量の関係を不等式で表しなさい。
この場合、x㎏が3個あるので何算を使うのかはすぐにわかるかもしれませんが、どうしてもわからない場合には、10㎏が3個あると10×3と計算する。5㎏が3個あると5×3と計算するので、x㎏が3個だと3xとなるというふうに考え付くと思います。
このように具体的な数で簡単にして考えていくことで数量を文字を使って表すことは可能だと思いますので、苦手な人は具体的な数を当てはめて考えていくようにしましょう。
等式や不等式は文章を読みながらそのまま式をつくる
これは式を立てるときの考え方になります。問題を読みながら順番通りに式をつくっていきます。上の問題を例にして考えていきます。
1個x㎏の品物3個と1個y㎏の品物2個の合計の重さは、20㎏以上である。この数量の関係を不等式で表しなさい。
①1個x㎏の品物3個だから・・・3x
②1個y㎏の品物2個だから・・・2y
③合計だからたし算をしたらいいので 3x+2y
④最後に3x+2yが20㎏以上だからどちらが大きくなるかを考えると、3x+2y 20
⑤3x+2yの方が20以上になるので 3x+2y≧20 となる。
少しわかりにくいかもしれませんが、問題を読みながら問題通りに式をつくっていくと数量を表すことは難しくなくなりますので、問題を解きながらこの考え方を定着させてください。
なかなか理解できない人は
プリントをやってみてもなかなかわからないということもあるかと思います。少しだけわからず、翌日に学校や塾で先生に質問ができる場合はいいですが、そうでない場合には、オンラインを利用した指導を利用するもの1つの方法です。
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最後に
文字を使って数量を表す問題を掲載しましたが、解いてみてできなかった人は基本的な問題から取り組んでいきましょう。それができるようになると、方程式の文章題もできるようになります。
遠回りのようで近道になるところでもありますので、なかなか点数が取れないという人は20日分の問題を頑張って取り組んでみてください。
文字を使って数量を表す場合に、計算ができるときにはしっかりと計算をして表すようにしましょう。簡潔に表すことも数学の良さの1つでもあります。
この文字を使って数量を表す問題が最も得意な単元になることを願っています。
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