文部科学省が新型コロナウィルスによる休校措置で、「特例として、一定の要件のもとで行われた家庭学習の内容を改めて学校で教える必要はない（ＮＨＫより）」という通知を打ち出しました。これによって、少しでも学習の量を減らし学校の負担を軽減することになるかと思います。
また、全国で非常事態宣言も出され休校措置をする学校が増えることが予想されます。自分で学習する習慣を身につけていかないといけない時期に入ってきていると思います。
例えば、これまでは「成績が良くない」とか「受験勉強を始める時期になってきた」とかだと、近くにある塾に通えば大丈夫、夏休み前から塾に行けばいいなどあったかもしれませんが、今の状況では昼間学校に行くこともできず、夜も塾へ行けない可能性もあります。自分で考え、ある程度日中の計画を立て、それを取り組み、内容を理解できているのか確認を自分や保護者がしないといけない可能性があります。
自分ができるようになっているかの判断はなかなか一人では難しいと思いますので、ちょっとでもお手伝いができればと思い、テスト対策問題を作成しました。学校で取り組む単元テストだと思ってください。目安時間は45分～50分、合格点は80点以上という気持ちで作成しています。
解答用紙も作成していますので、実際のテストだと思い、時間をしっかりと測って取り組んでください。時間はどんなに長くても50分で終わるようにしてください。
今回は「図形の性質」の問題になります。平行線の錯角や同位角などこの後の単元にもつながる重要な単元になります。また、図形の証明を学習する最初の単元にもなりますので、自分がどれぐらいできるのか確認を必ずしておきましょう！
図形の性質のテスト対策プリント
① テスト対策プリント①（図形の性質） （問題） （解答用紙） （解答と解説）
問題数が少なくなってしまい、1つの配点が高くなってしまい申し訳ありません。点数が低くなってしまうこともあるかと思いますので、その際は正答率でできているかを確認してください。
また、証明については「合同条件がしっかりと書けているのか？」「合同条件を述べるための3つのことがしっかりと書いてあるのか？」「三角形の角や辺、名称がしっかりと対応して順序通り並んでいるのか？」という点は気をつけて採点をしてくださいね。
図形が苦手で分からない、証明ができないという人
証明の仕方や図形の見方や考え方などはどうしても一人でやってもわからないということがあります。誰かにヒントもらいそれで見方や考え方を覚えていくものです。スタディサプリは映像指導。図形が苦手な人も繰り返し見ることで定着してきます。まずは体験から始めてみてはどうでしょうか？
最後に
図形の性質の問題はどうだったでしょうか？思っていたよりもできた、できなかった、復習する場所がわかったなど様々だと思います。ゴールデンウィークが始まる前に、図形の性質の復習もしてみてはどうでしょうか？
ちなみに、基本的な問題は「中学生必見！数学の無料プリント～復習に（図形の性質）～」にもアップしていますので、もう一度確認したいという場合にはプリントアウトしてやってみてくださいね。
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