文部科学省が新型コロナウィルスによる休校措置で、「特例として、一定の要件のもとで行われた家庭学習の内容を改めて学校で教える必要はない（ＮＨＫより）」という通知を打ち出しました。これによって、少しでも学習の量を減らし学校の負担を軽減することになるかと思います。
いろいろ批判が出ていますが、私が学校現場にいてこの通知を聞いたら、不安と安心の両方を覚えると思います。
まず、不安はマスコミなどでも言われていますが、学力の格差が生じることです。塾に行っている子ども、自宅で保護者の十分な教育を受けることができる子どもは大丈夫だと思うのですが、そうではない家庭も多いので、格差は生じるでしょう。
ただ安心する点は、学習内容を詰め込みすぎないでも大丈夫かなというお墨付きをもらったことです。学校の先生たちはこの休校措置を受け、休校明けはかなり忙しくなると思います。ただでさえ、ブラックな学校の実態なのにそれ以上に忙しくなります。そうなると、質のいい授業を行えなくなる可能性もありますので、私は文部科学省の通知は良かったと捉えています。
タブレットでできる通信教育。外出自粛の現在にぴったりの教材です
これまでの通信教育と言えば、問題集やテキストが送られてきて、その収納場所にも困ってしまうことが多かったですが、タブレットに教材が入っているので、場所をとりません。また、予習や復習もやりやすくなりより効率的に学習ができます。まずはサイトから情報を得てください。
テスト対策プリント
前置きが長くなってしまいましたが、学力の格差を少しでも解消したいと思い、プリントを作成していきます。これまで、基本的な内容に関しては「中学校数学｜単元プリント一覧（基礎・基本的な問題）」でアップしていますが、テスト対策のようなプリントを作成していませんでしたので、今回から作成していきます。
私が学校で働いていた時には単元テストいうものを毎回していましたが、８０点以上を合格ラインとしていました。今回から作成するテスト対策もそれぐらいを合格点として作成しました。８０点以上取れたら次の単元に進んでみてください。取れなかった場合には、間違えた問題をもう一度確認し、プリントを解いてみてから再度テストに挑戦してくださいね。
テスト対策プリント
下にプリントをアップしていますのでプリントアウトして使用してください。
時間は４５分以内、８０点以上合格ということで解いてみてくださいね。
① テスト対策プリント①（文字と式） （問題）（解答用紙）（解答と解説）
最後に
途中でも書きましたが、このテスト対策は８０点以上を合格の基準として作成しています。取れなかったから自分は数学ができないということではありません。最初から簡単にできることはありませんので、苦手なところをじっくりとできるようになればいいです。
「文字と式」がテスト範囲になっている場合にはまたプリントアウトして確認をしてみてくださいね。また、テスト対策プリントを作成したらアップします。
数学が１番好きな教科になることを願っています。
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